9/4(水) ベストタイムの400mを分析してみる
9/4(水)
ウェイト
GC) 曇り。涼しめ
PC) 筋肉痛はない気がするけど、全身のだるさが少しあり、頭痛?
メニュー)
ベンチプレス (40,50,55,55.60kg*10)
腹筋台 (クランチ20+ツイスト20) *2 50ツイスト*1
パワーマックス 1 set
ウェイト
ベンチプレス
久しぶりにベンチをやった。理工系やら合宿やらで3週間近く空いた気がする。
あまり重いウェイトではなく、質を高めてフォーム意識でやった。
宮路に、シャフトが垂直に移動せず、斜めに動いていると言われた。
動画からもよくわかった。
ちょっと不安定な感じがした。押し方の問題か。今後注意してみる。
腰が怖い
夏合宿を終えて、左足首の違和感や痛みは無くなったけど、尻から腰にかけての痛みが残った。
アイシングプールで落とし合いをしたからだと思っていたけど、どうやら別の要因で筋肉的に痛めたようだ。
きっと、合宿中の毎日の筋トレで痛めたのだろう。腰を痛めたのは初めてだからちょっと怖い。
今日はクリーンをやりたかったけど、無理してやることはしなかった。
腹筋
リカバリー加速では、足を引き上げる(引きつける)ことが大切になる。
腹筋というより大腰筋・腸腰筋がめちゃくちゃ大事。
アドバイスの分析
理工系の400のボーン
いつも通りOpenposeでボーンを作製。今回は見やすくなるように、上下に並べて表示するように加工した。
6時間40分間MacBookProをフル稼働してようやく作れた。
第51回 関東理工系学生対校陸上競技大会 400m 予選の二分割動画
残念だがあまり使えない。
試合の動画は、手振れや障害物の多さ、解像度の悪さから、ボーンを出す価値はなさそうだ。
一応、合宿でもらったアドバイスをもとにいくつか考察してみたい。
足の引付け
足の引付けが弱いという指摘を何人かからもらった。
自分では意識していなかった意外な点だったので、ちょっと調べてみる必要がある。
このアドバイスをもらった時に見てもらった動画を使って考える。
400mを50m置きに、足の引付けの様子を、ボーンと実際の動画で確認した。
その結果、意外な点がわかった。
まず、自分は、400mの後半、疲れてきて引付けができなくなっているのかと予想した。
しかし、後半が引付けが特に弱くなっている、ということはなかったのだ。
さらに、全体を通して引付けができていないという驚くべき事実に気づかされる。
↑全体を通してこんな調子。
引付けとは、その理想を4の字理論から引用すれば、片足が接地している時に、もう片足はくるぶしが膝の位置、つまり数字の「4」の文字ができるように来るべきなのだ。
それが全体としてできていない。
まさか。足の引きつけ、4の字の練習をもっとしなくてはいけない。4の字ドリルの優先順位が上がった。
足の畳み込み
次に多かった指摘として、足の畳み込みが弱い、という内容だった。これも意識していなかったので意外。
動画分析してみると、さらに不思議なことに気がつく。
なんと足はほぼ毎回しっかりと畳み込めているのだ。
踵が尻についている。
これのどこが畳み込みが弱いというのか?
ここで、350m付近の足の軌道を見てみると、気になることがある。それは、畳み込み自体はできているが、すぐに畳み込んだ足が開いてしまっているということ。
これでは、無駄な動きやモーメントが発生するだけでなく、着地地点が手前になってしまい、ストライドが伸びにくくなる。
もしかしたら、畳み込みのポイントは、「畳み込みができているか」だけでなく、「設置寸前まで長く畳み込めているか」という要素も重要なのかもしれない。
まとめ
4の字がまだ未完成
畳み込みがすぐ開く
アドバイスを乞えば速くなる
もらっておいてこんな事言うのもあれだが、もらったアドバイスは絶対的に正しいわけじゃない。3分やそこらしか動画を見ずに指摘している内容なので、むしろ信憑性にかけるかもしれない。
だから、これらのアドバイスに頭を抱えて深く考え込む価値はない。それでも、普段意識していないような項目が挙がるだけでも、練習の視野が広がるのだ。
陸上(スポーツ)をやる上で、プライド捨てて人にアドバイスを貰うのは、最も早い上達への道である。
意見をもらってばかりの人は、よく自分の走りがないとか言われるが、そんなことはない。聞いたこと一つ一つを鵜呑みにする人間がどこにいるだろうか?
人にアドバイスを乞うことはメリットしかなく、自分だけで考えると狭まる視野を広げる最適な方法なのだ。