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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

9/11(水)  新しい走りを開発する、もっとも簡単な方法

9/11 (水)

 

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300m*2

マイル バトン練習

 

結果)

300 37.19

300 35.98

 

 

 

まとめ

・走りを忘れたら...

原点回帰して、新しい走りを作れ!

 

・オープン練習は自分の加速を改革するチャンス!

最初の加速区間で前に出ることだけ考えて加速せよ!

 

300の最初100、もっと出していい

 

 

 

今日のタイム

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環境) まぁまぁ暑いけど、曇もあるっちゃある

) シュノーケリング旅の疲れが全身に

 

 

 

 

 

やばい、走りを忘れた

 

大変だ。300の走りを忘れてしまった。

300どころか、走ることそれ自体を忘れてしまったような気分だ。

 

最後にまともに長い距離を走ったのは10日近く前

そのあとは、坂ダッシュや軽い自主練こそあったものの、キャンプ行ったりシュノーケリングしたりと、陸上とはほぼ無縁の生活を送っていた。

それはそれですごく楽しかったし、幸せなことなのだけれど、そのおかげなのか、走りを忘れてしまった。

 

 

「今まで」を忘れてしまったら。

 

走り方を忘れる。陸上じゃよくある話だ。走り方を文章化したところで、走り方を忘れたと気づくのは練習中。その練習中にそれを読み返すのは不可能に近い。

 

そういう時の考え方2つある。

 

今までの悪い癖までも忘れたのだから、

もう一度クリアな状態で新しく作り直せる

 

スポーツに限らず、人には癖というものがあるから、それを忘れることができる機会は、それを活かさない他ない。

 

原点回帰する良い機会

 

思い出そうとするのではなく、自分にとっての土台にアクセスすることが重要だ。

 

最下層に当たる土台は、決して揺るがない。だから、走りの土台を持っておこう。それを作るのには時間を惜しんではいけない。

 

人は日々進化していくから、毎回原点回帰の内容や解釈が変わってくる。

 

何事においても原点回帰はちょくちょく行うべきなのだ。

 

 

 

 

オープン練習で走りを開発する

 

オープンの練習では、3人が一つのレーンを走る。最初の40mほどで並び順が決まる

 

そこで競り勝とうとすれば、自分の楽な走りができなくなると思った。だから、後ろでもいいから、最初は前に出ないでおこうと思った。

 

一本目。

はるやさんのよくわからない2段階の加速のせいで、ペースが乱された

結局何一つ自分の走りができなかったし、楽な走りも、綺麗な接地もできなかった

 

ただ300走り切っただけだった。

 

 

 

昨日のシュノーケリングの疲れが残っているし、タイムは狙えない。myじぃのアドバイスもあって、もうどうにでもなれ、って発想で、最初にはるやさんに競り勝って、前に出ることにした。

 

 

 

前に出た結果、様々なものを得られた。

 

まず、新しい加速を得られたのだ。

 

前に出ようとすると、必然的にいつもの加速とは違う、もっと長い加速をすることになる

 

そうやって、新しい加速が作られる。

 

 

そして、レース全体も変化した

 

いつもよりもスピードに乗るのが早いから、違うスピードの世界を味わえるのだ。

 

 

今日はそうやって35秒台が出た。

 

35.98。このタイムは、マネージャーさんのストップウォッチの押し方一つでいくらでも36秒台になりうる。35秒台を練習で出すなんて、速い人にとってはなんてことないことだろう。むしろ36に乗ることを悔しがるくらいなのだから。

 

それでも、今まで36秒台しか出したことがなかった自分にとっては、まだない新しい走りが存在することの可能性を示すものだし、素直にちょっと嬉しい。

 

練習タイムはあくまで人がとったタイムでしかない。正確ではない。

でも自分の解釈次第で、そのタイムに何か大切なものを見いだせるのだ。

 

 

オープンの走り方

 

オープンは前に出よう

オープン練習で、自分の加速を保とうとしてはいけない。捨てるわけじゃないけど、加速区間の長さとか、そう言った固定概念は捨てよう。

 

ここは一発、新しい加速にチャレンジしてみよう。

 

走りが崩れるかもしれないし、何も得られないかもしれない。

 

それでも前に出ることそれだけで、その練習は半分成功したようなものなのだ。

 

 

 

最初の100もっと出せる

 

カイトがもっと最初の100でスピード出していい、って言った。

 

よくわからないけど、次はもっと出そうか。今回どうせ維持できたし、もっと出してもいい気がする。

 

 

マイルのバトン練習

 

ともやさんがやったような、最初前向いて加速して、途中で振り向く、ってやつはできなかった。変なことするのはやめとこう。

 

後ろ向きながらでいいから、しっかり加速できるように。

 

これからはちょくちょく、練習でmyじぃと黒澤とバトン練をしようと思う。

 

 

ブレーキ

 

はるやさんとせったせいでブレーキのかかった接地をラスト100でやってしまった。

 

小指の外側が擦れて痛んだ。やべ。まだ接地の無意識化は遠そうだ。

PP走の開発もしなきゃ。