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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

9/14(土) 楽に150m複数本を速く走る方法 PP走

9/14(土)  メニュー  (150m+150m)*2

 

本日のまとめ

・Carry内の加速は意識しなくていい。テキトウでいい

 

・Carryが大切

 

ストライドを意識的に伸ばして、最後まで維持する

 

・PP走は200だけでなく150でも使える

 

 

 

 

本日の目標

ラストで小指を傷めないような接地とPP走

 

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結果

150① 17"72  (*1)

150② 17"12

150③ 17"17

150④ 17"82

 

(*1) スタートで大きく潰れて一瞬止まっちゃったっていう言い訳

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環境) 太陽は出ていないけど蒸し暑い

体) 大胸筋や肩周りが筋肉痛

 

 

 

 

150mという距離

 

はるやさん曰く、今日のメニューは「戻すため」のものらしい。よくわからないけど、合宿明けからしばらく時間が空いたから、スピードとか走りを戻す(←?)らしい。

 

でも、はるやさんが「150mはみんなそれぞれ好きな目標を持って走れる距離」って言ってすごく納得した。確かに、200mとかだとだいたい走り方決まっちゃうけど、150を4本なら、全力でやる人もいれば、フォーム確認で走る人もいる。

 

今日の自分の目標はアップの流しをしているときに考えついた。

思えば、150mを走ると結構な確率で小指が痛くなる。スパイクの中で、小指が擦れるのだ。ひどい時は爪が剥がれたし(←合宿)。

だから、「小指を痛くしたくない」と思うのは当然かもしれない。

 

そこから、今までの課題、「小指を痛くしないような完璧な接地をしよう」となって、合宿で発見した走り「PP走」を実行することが目標になった。

 

 

miyublog2.hatenablog.com

 

 

PP走を振り返る

 

振り返ろう。PP走がどんな走りだったか。

 

PP走は

 

 

・ 十分な加速のもとで使える

・ ストライドを意識的に伸ばす

・ 完璧な位置に足を接地するだけ

 

 

からなる走りで、完璧な接地っていうのは、ブレーキのかからない接地(PinPointな接地)。

 

つまりは小指を保護するために作った走りで、これがめちゃくちゃ速い。

 

結論から言って、今日の走りも楽に速く走れた。全部PP走で走れた。

 

ただ、今日気が付いたこととして、PP走はその本質的なところは接地にあるけど、それを支えているのは「Carry」だったのだ。

 

Carryとは

 

200でも150でも、PP走を実行したければ、Carryを怠ってはいけない。

 

Carryとは、

加速区間でしっかりと目標のスピードにのせる

こと。

 

つまり、「50m加速する」とか、「最初の30歩加速する」とかじゃない意識ということ。

 

何mになってもいい。時間がかかってもいい。とにかく目標のスピード、自分の納得いくスピードまで加速しきること。それが大切。

 

 

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↑これがすべてなので、次の150もこれを見て走って。

 

 

 

ストライドを伸ばし、ゴールまで維持することの大切さ

 

大切なのはストライドを意識的に伸ばすこと。

この動作は、Carryが終わったあたりで実行される。

そして、その後ゴールまでの約100mはひたすらそのストライドを維持し続けよ

 

ここで、接地重視になってストライドが短くなったりすると、接地まで崩れる。

 

ストライドを伸ばす、っていうのはわかりやすいからそう言うけど、実際の根本は違う。遊脚のリカバリーを早くして、足を前まで引き上げるところにある。

 

だから、大きく走る必要がある。今日の2、4本目はこのストライドの維持でアマノさんと競ることができた。

 

低姿勢からのリカバリー加速がまだできない

 

一本目。姿勢を低くしたいつものスタンディングスタートで、遊脚のリカバリー加速を行った。そしたらまだ慣れていないせいか、思いっきり潰れた

あまりに大きく潰れて、このまま走るかどうか一瞬悩むほどで、いくばくかの恥ずかしさを感じながら内心笑いながら走った。ふざけてる。

 

まぁとにかくあれはしょうがなかった。

低いスタンディングからのリカバリー加速を練習しなきゃ

 

 

加速はテキトウでいい。意識しなくていい。

 

別にそこそこのスピードを確保するだけなら、リカバリー加速に頼らなくていい

リカバリー加速はまだ不安定なんだから。

 

テキトウな加速でいい。と言うか加速は意識しなくていい

地面をどう言うベクトルで押すとか、接地時間をどうするとか、遊脚のリカバリー速度とか、そう言うのは意識しなくていい。テキトウでいいのだ。

 

何となく加速する

 

それだけでいい。

 

 

 

今日の残った課題

 

PP走の再現性の確保

 

PPはどの距離まで行ける?

 

低いスタンディングからのリカバリー加速に安定性を



 

 

余談

今日久しぶりに吐きそうになった。結構ギリギリまできたと思う。3本目走ったあたりで、回復が遅かったし、やばいのは感じていた。結果、吐く事なく喉を守れた(笑)わけだが、頭が痛い。4本目走り終わった後、いつも通りぶっ倒れていたけど、今日はケツワレが痛かったと言うより、ハムの疲労と、吐きそうな感覚がやばかったから倒れていた。

 

いつも済美山の競技場で走ると頭が痛くなる。今も何となく痛いし、久しぶりに玄関寝をした。玄関開けて荷物を肩から下ろして、靴脱いで、その場で寝た。動けなかった。3時間その場で寝続けて、その間家族が玄関を出入りしたんだけど、誰も起こしてくれなかった。床寝は正直体が痛くなるから、誰かに起こしてもらいたかった..(泣)

 

あぁ、ガチで走ったら頭が痛くなるこの症状どうにかならないかな。親には病院に行けって言われているけど、なかなか行く気が起きない。ネット調べてもそんな症状の人いないし、医者にわかるものだろうか、なんて生意気な意見を持っていたりする。バファリンじゃこの頭痛は治らないんだなぁ...