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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

#1 (1/19) はじめの一歩。加速ができていない。

1/19 日

 

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# イエスマンになりきる

 

朝起きたら、LINEが来ていた。

今から2時間後に織田で走るから来ないか?と。

もちろん行く。

行かない理由がないから。

 

 

# 1ヶ月半ぶりに走った

 

競技場の上をまともに走ったのは一ヶ月半ぶり。

走れて楽しかったし気持ちよかった。

 

でも、実家に帰ってきたような安心はそこには無かった。

むしろ、どこか知らない家に行ったような。

 

違和感しかなかった。

怪我の違和感ではない。走ることへの違和感。

全く思うように走れなかった。

 

 

# 感覚派?

 

常に陸上は理論に沿って行われるべきだ。

「私は感覚派」。何それ。

 

感覚って言うのは、要素の一つでしかない。

パフォーマンスの構成要素には2つある。

「技術要因」と「体力要因」。その技術要因の中には2つある。

「内面」と「外面」。内面ってのは感覚とかコツとか。外面っていうのはビデオを用いた分析とか。

 

# 0から這い上がる落ち着いた方法

 

レーニング理論の基礎中の基礎。

 

1 目標を立てる

2 現場とのギャップを問題として形成

3 あらゆる視点から分析究明

4 課題を定め、優先順位で配列

5 トレーニング手段の選択

6 トレーニングの組み合わせと導入による方法化

 

これをやればいい。

ちなみに1週間前、他の短距離メンバーに、1から5を大規模アンケート取った。

今度、それを元にメニューを作る過程を全て公開する。

 

 

 

# 理論の鬼になる

 

新しく理論を作る。

大学2年で大量の走り方を作ってきたが、その多くがバラバラに進化している。

それだとわかりにくいので、新しく、体系化された走りの理論 (E理論) を作る。

基本、このE理論だけで誰でも0から速くなれるという物を作る。

自己完結しないよう、誰にでもわかりやすい理論を作る。

 

 

# 課題 ・ できていること

 

・パワーポジションへの接地

→忘れていたと思っていたけど、普通にほとんど感覚として残っていた

これについては、集中して練習する必要はないとわかった。付属で練習すればいいや。

 

・加速が終わった

→加速が全くできない。120や150の加速を忘れてしまった。

まいっか。

もともとできていないようなものだったから、ちょうど良い。

そしたら新しく加速を作る。

 

とりあえず、過程として、「楽な加速」と「ガチな加速」の二つがあるとする。

それぞれについて、交互に練習したいと思う。

その上で、相互の関係や、もしかしたら加速は一つかもしれないし、もっとあるかもしれない。そこを明らかにしてみたいと思う。

 

 

・腿上げと腕振り

→ドリルとか動きづくりとかずっとできなかったせいで、動きが変。

ぎこちない。ブリキロボットのよう。

動きづくりの方もしっかりやっていきたい。

 

とりあえずの動きづくりの目標は、「加速につながる動きづくり」で行こうかと思う。

本当は「走りの1サイクルの中の無駄を省くドリル」を考えてやってみたかった。

可能な限り同時進行したい。

 

・イメージ

→走りと感覚が全く合っていなかった。

そこを合わせたい。夢の中で走ってみようか。

 

 

# 地面のそのまた下から

自信がある。

今なら短距離の中で誰よりも200mが遅い。

400mスプリンターのなかで俺が一番遅い。

 

こうなってくると気持ちがいい。

別に他のメンバーをライバル視することに興味はない。

ただ、また0から理論を構築することだけに興味がある。

 

その際、考えていることと構築した理論を全てここに公開する。

どうなるか見ていてほしい。

自分、壊すのも作るのも、人より得意だと思っている。

そして何より、地べたを這うのが趣味なもんで、0から作る方が向いている。