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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

10/9 (水) 課題しか見つからない

10/9

 

まとめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

・楽な加速で失敗した

 

・新しい加速を作ろう。B加速はその候補

 

・250の走りがない

 

・カーブの走りを作る必要がある

 

・p4はカーブで一切使えない

 

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メニュー

250*2  R=20min

バトン練習

1000m

 

結果

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250① 29.34

250② 30.11

250③ 31.29  (追加)

1000m 3'19"

 

 

何をやっているのか

 

全く馬鹿げている。走り方に250専用の走り方とか400専用の走り方とか、そんなものあるはずがない

 

夏合宿あたりから、練習に対して、その距離用の走り方を考え続けてきた。

150には150の走り方があるし、300にはその最適な走り方を作ってきた。

 

それ専用の走り方を考えて、練習をそれで走るなんて、一体何をしているのか。

全くもって本質的とは言えない。練習のための練習だ。

 

でも、それでもいいと思っていた。

それぞれの走り方が、いつかは統合される日が来ると思っていた。事実、ついこの前、150の走りを350のバックストレートに適用できたし、いつかはきっと400の走りに全てが統合されると思っていた。

 

 

そして今日、それが疑わしくなった。

 

本当にこの考え方は正しいのか。

 

250mの走り方がわからない

 

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加速をしたのち、カーブ全体で p4 ( 150の走り ) を使おうと思った。

なぜなら、加速のすぐ後に持ってくると p4 ( 150の走り ) は大きな推進力を生むからだ。

ラストは楽に走り切れば良いと思った。

 

 

まず加速をやらかす

 

250は長い。

短いとは思えない。

だから、「楽な加速」で力まずに加速しよう、って決めた。

 

失敗した。

 


250 一本目 加速失敗

 

 

 

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すぐに追いつかれた。(黄色の人)

楽な加速の意識を失敗して、楽をしすぎたのか。

 

あっという間に体が起き上がった

加速が最初の1歩目からダメだった。

 

そもそも足の回転数が少ない。

 

 

 

どんな走りにでも通じる不変の事実ってのがあるとしたら、それはこれだ。

加速を失敗したら終わり

 

250の50の地点で加速の失敗は確定した。

 

どうすんのこれ。

 

 続いてカーブの走りをやらかす


 

 

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カーブ全体で、直線の走りp4を入れた。

失敗した。

というかできなかった。

 

p4は直線の走りだ。ホームストレートやバックストレートで使うと、推進力を得られるけど、カーブじゃ使えないことが、今日よくわかった。

 

カーブで直線の走りは使えない

 

イメージ。

 

 

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カーブの走りってのは円弧の中心に向かおうとするパワーがある。

 

直線の走りをカーブでしようとすると、接線方向に吹き飛ぼうとするパワーが毎回加わる。

 

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きっと、どっちも走りの軌道は変わらない。

 

でも、直線の走りをしようとすると、毎回カーブの外に、まるで遠心力でも受けているかのように大外回りしようとするその動きを抑える事になる。

 

無駄な動きが内部で発生しているのだ。

 

どうすりゃいいの?

 

カーブの走りを作らなくてはいけないのか。

 

カーブをうまく走れるようになれば、確実に400が速くなる。200も速くなるだろう。

 

問題はそこじゃない。

カーブの走りを意識的に作るべきなのか、それともそこは意識しないほうがいいのか?

 

まぁとりあえず、意識的にカーブの走りを作ってみるか。

 

 

B加速 

 

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p4をカーブに持ってくるのは諦めた。

そして、そろそろ楽な加速を改良する時が来たのかもしれない。

 

新しくB加速を考えてみた。

 

・力まない、そのギリギリで

・マックスの加速

・持続できるところまで特攻

 

この加速をしたら、後半疲れて潰れてしまうんじゃないかって不安から、今まで楽な加速をしてきたけど、ちょっとやってみた。

 

結論、250程度では最後まで持った

 


250 二本目 B加速を意識


 

最初50mの地点で同じ部活の長距離メンバーに衝突しかけ、加速が崩されたけど、それでも新しい加速はうまくいくかもしれない

 

力まない程度のギリギリを攻めた加速。行ける限りどこまでも続ける加速。

 

全くの試験版だけど、今後も実施してみる価値はあるのかもしれない。

 

 

狂ってるよ

 

二本目で、人に衝突しかけたので、不完全燃焼だった。

すぐさまそのまま歩いて戻って、三本目を始めた。

 


250 3本目

 

予想通り、加速ができない

疲労でまともにパワーが入らない。

 

終始、楽で安定した走りで走り続けた気がする。

 

そっちの方が、もちろんスピードが遅いからっていうのもあるけれど、前二本よりも綺麗に走れた気がする。

 

ちょうど良い満足感と、激しいケツワレをいただいて終わった。