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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

8/31(土)  抵抗せずに自分の置かれた環境を受け入れれば、何か見えてくる。

 


8/31(土)

合宿三日目午前

 

 

 

 

GC)最高の天気

PC)走る気力が失せそうな疲労と筋肉痛

 

メニュー)スタート練習 350*2

 

結果) 350mのタイム

①44.96

②43.37

 

 

 

スタート練習

 

スタブロを使って、400のスタート練習をした。

2回目でスタート後3歩で体が潰れた

 

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スタートで体が潰れると、足を怪我する可能性が大きい。

 

原因は単純で、スターティングブロックが広すぎたのだ。

 

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いつも適当に幅を決めてスタブロをセッティングしているけど、スパイク何個分とかで幅を決めちゃってもいいかも

 

 

350m

1本目

 

とにかく楽に走れた。

 

400mのスタートで3レーンだったので、

バックストレートの途中まで加速、バックストレートまで維持、そこからバックストレートをリズミカルに走り、カーブでひたすら楽を選択し、ラストのホームストレートは軽い走り

をした。

 

リズミカルな走りは、加速成分がないことに気がついたが維持はできる

 

2本目

 

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加速維持加速の2回目の加速をしっかり行った。

 

その結果、全部楽に走れ、タイムも向上した。

得られたこと。

 

バックストレートでの「楽にさらに加速」がとても大切

  

 

あと、体がボロボロでもなんとかなる

 

 

 

今日、変な夢を見た

以下、全部夢。

 

リレーメンバーで競技場に車で行った。明日は4*400mリレーの大会がある。今日はその練習をみんなでしなくちゃいけないんだけど、自分はなんだか怖くなって、みんなにバレないように一人先に帰った。

  

ジョグをしながら帰って、途中、太い道路に出たところで、リレーメンバーの乗った車が追い戻ってきて、僕の隣に止まった。

 

僕は喜んで車に乗った。車に入るやいなや、他のメンバーからすごい怒られた。

 

その時はなんで怒られているのかピンとこなかったけど、自宅に着いてから自分が悪かったことに気がついた。

 

受け入れなきゃいけない。

 

確かに、明日のリレーは怖いけど、それがあることを受け入れるしかない。

自分が悪かったことを受け入れて、しっかり謝るしかない。

 

そして、全てを受け入れて、家の前の公民館でスーツを着て謝罪会見を開いた。

受け入れるまでは大変だけど、受け入れてしまえば、案外心は軽くなるものだと知った。

 

 

全てを受け入れる

 

合宿のメニューは身体的だけでなく、精神的にもきつい。

えぐいメニューで心がやられ、さらにズタボロになっていく体に伴って精神的にくる。

 

今日も、350mを2本走ったり、きつい練習が午後に待っていると考えると、まだ走っていないのに、体だけでなく心まで疲弊した。

 

ここで、全てを受け入れる覚悟が必要だ。

 

体が動かないこと。筋肉痛がひどいこと。アホみたいに筋トレをやること。その全部を受け入れる。

 

大切なのは、自分の置かれている環境を変えようと努力するのではなく、自分の中の考え方を変えることなのだ。

 

視点を変えるのは慣れれば簡単で、陸上なら、次の一本に集中して、その瞬間を楽しんだり、多い本数を、たくさんの練習や実験を積むことができると捉え直せば良い。

 

環境を受け入れ、今何ができるかを考え、楽しむ。

夢からそれを学んだおかげで、今日の練習は午後も共にしっかり走れた。

 

 

感覚を鍛える

 

この合宿では、意味不明な量の筋トレのおかげで、常に走る筋肉は筋肉痛に襲われている

 

こういうシチュエーションは、一見すると運動するのに不適切な状況だが、この環境自体を受け入れれば、新しい見方ができる。

 

筋肉痛を伴った筋肉は、動かすとすぐにわかる。つまり、筋肉の存在や感覚が研ぎ澄まされているのだ。

 

感覚のフィードバックが普段より多くもらえるのだ!!

 

それを活かして、自分の体そのものをよりよく知って、楽しむしかない

 

 全てを楽しむ

 

感じよう。土の柔らかさ、透き通るような空気の味、優しい日差し。

 

その全てを受け入れて幸せを感じ、楽しもう。

 

レースはその一本一本を見て集中して大切に楽しもう。

 

アップはアップでしっかりアップのことだけ考える。

 

すぐ先のことすら考えないように。

 

今その瞬間だけを最高に「感じて楽しもう」!

 

 

広い視野を

 

前を向いて遠くを見れば、山々が連なっているではないか!

 

空を見上げれば、雲ひとつない晴天ではないか!

 

原っぱに寝転がれば、トンボが羽を休めているではないか!

 

小さなトラックだけ見て走っていると、気づけなかったり忘れることがある。

 

都会で走っていたら気づけない自然の広大さを感じながら走れば、心に余裕が出るものさ。