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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

8/21 (水) 400のための楽な加速

8/21(水)@等々力

 

  

 

GC)いい感じの曇り

PC)ほぼほぼ右足首は大丈夫

 

メニュー)

回復ドリル、400のスタート練習

 

 

400スタート

 

400選手は、皆同じ疑問を抱く。

400のスタートってどうすればいいんだろう?

 

 

 

後半のためにはしっかり加速しなくてはいけない

しっかり加速しようとすると疲れて後半持たない

 

 

 

この二つの矛盾するスタートの性質があるように思える。

 

今までの僕の考え方は、vector走、って言って、加速の効率を上げて解決する方法。

加速時の、速度ベクトルだったり、地面からの力のベクトルを前に倒す。

そうすれば、上に跳ね上がるような、もしくは地面を上から押しつぶすような無駄な成分がなくなる。

 

でも、その走りは結局開発できなかった。

とても不安定な走りになるし、力みがすごい。

 

 

今の僕の考え方は、楽に加速する、ってこと。

これについては説明ができない。

 

今日のスタート練習は、この「楽な加速」の重要な性質を表している。

 

考えたら終わり

 

400の加速をどうしようとか考えちゃいけない。

mでトップスピードにのせるかとか、姿勢は低く保とうとか、ピッチを上げて対処しようとか。

 

そういうことを考えると、途端に「楽な加速」はできなくなる

 

力む

 

しっかり加速しようとすると力む。

その力みは、上半身でよくわかる。基本、力みに良いところはない。

 

忘れちゃいけない。

力を入れれば加速するわけじゃない

 

僕は確信している。

本当の楽な加速は、とてもリラックスした上で、力んだ走りよりも大きな加速度を持つと。

 

低姿勢は不安定

 

低姿勢を保とうと思ってはいけない。

その走りはすごく不安定だ。

 

いつ潰れるかわからない。

 

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今日潰れた時は怖かった。怪我するかと思った。


 

原点回帰

 

何も考えてはいけない。

 

楽な加速。

 

もし、楽な加速をしたいなら、考えない方が速い

 

いつでも原点に戻ろう。

「楽」は決して曖昧な走り方でも、思考の放棄でもない。

 

困った時はいつでも戻ろう。「楽に走る」にね。

 

 

 

 新たな課題?

 

簡潔に言うと、

足の引き上げで、もう十分上がったのに、それ以上に足を上に持ち上げようとしている。

 

引き上げの問題というより、意識?

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高さは変わらないのに、支持足のつま先を伸ばして、さらに上へ行こうとしている。

 

この動きは、大きなロスにつながる。

 

二段階引き上げになってしまう。

 

 

miyublog2.hatenablog.com

 

 

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ボーンだとよくわかる。つま先を伸ばす無駄な動作が。

 

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意識して腿上げすればそこまで悪くない。

 

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つま先の問題や、二段階引き上げは解消される。

 

理工系終わって、時間ができたら考えようかな。

 

 

 

 

わからない

 

友達に、中間疾走の走り方を教えてくれと聞かれた。

過去に、他の友達からそういう質問をされたことがある。

その時は、走り方や接地の方法、腕振りや筋肉の使い方などを熱弁した気がする。

 

でも、今は「楽に走ろう」としか言えなくなってしまった。

 

 

今日の400のスタート練習を通してそんなことを思った。

 

走りの全てを文字に起こしたり、力学的に考察することは、常に正しいわけじゃないのだろう。

ある種の走りは、考えると崩れるのだ。

 

心配

理工系まで3日。

理工系では4002本、マイルを2本走ることになるかもしれない。

一番の不安は、それでまた足首とかやられて、夏合宿を走れなくなるのが怖い。

夏合宿の心配なんかしてる自分は、一体どこを目標に走っているのかわからなくなる。