8/20(火) 7日ぶりに走る
8/20(火)
GC)夕方から大雨
PC)右足首が良くも悪くもならない
メニュー)
回復ドリル
体を知る
●動かないと治らない怪我もある
怪我のその全てが休んでれば治るわけじゃない。動かなくては治らない怪我もある。確かに何ヶ月も走らなければ、どんな怪我もよくなるかもしれない。でも、そんなに休むのは学生陸上や学生スポーツでは不可能だ。
そして、根本的な解決をしていないから、復帰後にまた同じ怪我をする人が多い。周りにも何人かいる。
●見分け
その怪我が動くべきなのか否かは以下の2つの項目で判断する。
①2週間動かなくてもよくならないどころか、余計に痛む
②走っている最中は痛み、違和感がない
①に関しては、最低でも2週間は休むべきという意味が込められている。
2週間、完全に動かなかった上で、ケアをしたけど、それでもよくなる兆しがなかったり、むしろ痛むようなら、動きながら回復する選択肢を考えるべきだろう。
●硬くなる
動かなければ、人の筋肉は硬くなっていく。
その怪我が、筋肉が硬いことによるものなら、動かなければ動かないほど痛むだろう。
シンスプリントがそれに当たる。
シンスプリントは初心者病とかいう名前がついているけど、初心者とか関係ない。怪我には常に原因がある。初心者という言葉で片付けるのは科学的でない。
シンスプリントは休めば治るわけじゃない。そして、完治しないというのも嘘だ。完治に何ヶ月もかかるというのも嘘だ。あれこそ、動いて治す怪我なのだ。
②の条件は当然のもの。
時々、痛いけど走る人がいるけど、それはよくない。決まってその後、怪我が長引いている。体を動かせば、痛みを感じにくくなる。それも考慮した上で、痛みが今あるのかどうかを慎重に調べよう。
●体は生きている
いつもやっている好きなドリルをやる。ただ、動きづくりがメインではないので注意。
ストレッチやマッサージに全体の8割ほどの時間を割く。
最初にまとめてやるのではなく、流しを2本セットくらいで挟みつつ、ストレッチやマッサージをする。
そうやって体の調子を確かめながら、筋肉をやわらくしていく。
やはり、走る筋肉は 走って温めて、走ってやわらかくするべきなのだ。
手でモミモミするのには限界があるから。
例えば、足底。数本軽く走った後に、靴と靴下を脱いで足底を触ってみよう。お風呂に入っていた時よりも、ずっと温かく、ずっと生き生きしている。
走っている時の体って、本当に生きているんだ。
そこまで動かなくていい。全部で1時間も動けば十分だ。体を使いすぎる前にあがろう。今日は終わりだ。
●モチベーションを保とう
回復ドリルが回復させるのは体だけではない。
走らない選手は、モチベーションを失うのが世の常だ。競技場に行くだけでいい。やる気が、走りたいっていう気持ちがみなぎってくる。
そういう小さなことの積み重ねが、いつかなんかの形で返ってくる。気づかないうちに、自信や、自主練癖や、そういったものになる。
今日の感覚
7日間動かなかったので、体は軽い。
面白いことに気がついた。体が軽いことは、足の引き上げが軽いこととは関係がないのかもしれないということだ。
●腿上げがよくなったかも?
腿上げの感覚がいつもよりもぎこちなかった。
なんか動きにくいというか、無駄な動きをしているというか、向きが違うというか。
でも、撮ってみれば見た目は割と良い。
接地足が曲がっていない!
足が後ろに流れていない!
接地足が曲がらないように、っていうのは課題だったからね。
リズムを鋭くして、足をパンッって離したらできるようになった。
●流しが崩れてる
流しも、感覚が良かったので撮影しておいた。そしたらびっくり。
接地足がすごい折れている。まだ直っちゃいなかった。
でも、それ以上に...
足がすぐに下りちゃっている。まるで引き上げが終わった瞬間に力尽きたかのように。
前に行くことではなく、足を上げることそのものが目的になっているかのように。
重ねたらなんとなくわかる。
これ、結構深刻だと思ってる。400のラストの最悪な走りだからだ。
あれでラスト走ってみよう。悪夢を見ているようだ。きついのに進まない。
ゴールに近づかない。
だから、足がすぐに下がることを、よくない走りだと思っているんだ。
ボーンはそれを明らかにしてくれる。
接地位置もズレてくる。走らないことの弊害だ。これに関してはすぐに意識で直せる。
結論。
7日間走らないと、
足の引き上げが狂ってくる