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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

7/24(水) 「楽な走り」を考える

7/24(水)織田

 

 

基本

 

GC)異常に暑い。31℃

PC)筋肉痛や痛みはない。何もしていないのに汗がダラダラ流れる。

 

メニュー

250+100  200+100  150+100

 

結果

250 30"13

100 計測ミス

200 24"80 (両足つった)

100 ー (走ってない)

150 17"34

100 11"69

 

今日の目標

メニューもメニューだし、最初からフルで飛ばす走りは持たない。今日は、力を入れない走りでlongを走り切ろうと思った。つまり、400の入りの練習。100はよくわからなかった。走った後から考えてもよくわからなかった。まぁ、強度を上げるため、疲労度合いを上げるために走ったと考えるのが妥当だろう。深くは考えないでおこう。

あと、熱中症にならないことも目標にしていた。暑くなることはわかっていた。熱中症になってしまったら、そもそも実力発揮できない。基本的には個人の問題なので気をつけたい。

 

暑さ対策をしとけばよかった

本当に暑かった。学校に行く時から暑さは感じていたけど、太陽が出ていないのにここまで暑いとは。練習中はアップを始めたあたりから太陽が出始めた。水分は1Lのペットボトルを用意した。それを練習が始まるまでに8割ほど飲んだ。ただ、中身が麦茶であったことを少し後悔している。ここで、自分がいかに熱中症に無知であるかを考えていきたい。

 

まず、飲み物が麦茶であったこと。汗でミネラルが流れてしまうことは知られている。麦茶という選択肢はないだろう。詳しい知識がない人でもそれくらいはできるだろう。つまり、家を出る際にすでに体調のことに無関心だったということだ。

 

タオルが小さかった。確かに長いタオルではあったけど、結局アップの途中にはびしょびしょになってしまった。使い物にならなかった。タオルは最低でも二つは必要だろう。

 

服をもう一着持っていくべきだった。上の服がすぐに濡れて体に引っ付いた。これは、温度を下げる役目を果たすのかもしれないけど、気持ちが悪いし、日陰で休んだら逆に温度が奪われすぎる可能性がある。

 

帽子を持ってこなかった。確かにレストの間は日陰でずっと休んでいたことは良いことだけど、アップの時間の方がよっぽど長い。その時間ずっと頭を太陽にさらしていたわけだ。それは暑いわな。途中何回か頭を水で濡らしたけど、それに加えて帽子は最低限必要だ。

 

濡れタオルがあった方がいい。せっかく家にいくつかあるんだし、それを持っていくべきだった。レスト中にはるやさんが濡れタオルを体に巻いていた。正しい判断。自分も濡れタオルをしっかり持っていきたい。

 

暑さ対策まとめ

・飲み物が麦茶はまずい

・タオルが不十分

・練習中の替えの服がいる

・帽子を忘れたら終わり

・濡れタオルがあるといい

 

 

 

250

とても楽に走れた。200のせいでイメージが崩れてしまっただのだが、はじめ70くらいかけてゆっくり加速していった。焦らず、自分のペースで加速していった。そのあとは、150くらいまでとにかく楽に走ることを考えた。なんとなくここでも加速するくらいのイメージ。ラストは出し切ることもせず、とりあえずスピードを維持しただけだった。

 

走り終わった結果、ケツワレしないことはもちろん、全然キツくなかった。そもそも心肺に来ていないし、脚も傷んでいない。体幹部も来ていない。はるやさんに勝てやことも嬉しかった。

 

楽な走りとは?

大切なところはA)加速局面とB)ラストの前までの走り、であると言える。

 
A)加速局面

加速局面では、しっかりと加速することが必要なのはもちろん、その際に楽に無駄な力を入れずに加速する必要がある。無駄に力を入れると、ちょっとは加速度が大きくなるかもしれないけど、そのあと持たない。

200の反省にもなっちゃうんだけど、加速のイメージをしっかりと持たないとふくらはぎを使ってしまう走りになりかねない。つまり、とにかく前に前にっていうイメージで走ると、下腿を使って無理やし脚を回転させようとするから、その結果、ふくらはぎがつる。

加速の時のイメージとしては、ある程度起き上がることかな。一見よくないように思えるけど、ある程度起き上がる必要はあると思う。100じゃないんだし。その上で、2mほど斜め下を向くといい。もしまっすぐ前を向くと、肩に無駄な力が入り、首が前に出る走りになってしまう。下を向き過ぎても似たような感じ。下を向き過ぎると体がすぐに起き上がる可能性もあるし、それ以上に無駄に力が入ってしまう。

 

B)加速からラストに入るまで

ここは「とにかく楽に走ること」を意識すべき。今日走って改めて思った。本当に楽に走るゾーンと楽でないゾーンの2つが存在していて、その選択を迫られる。だいたい加速区間が終わってから数秒のところで。ここで楽に走るほうを選択すればそのあとは安泰。その後もゆっくりだけど加速している感覚をもらえるくらいに良い。きっと加速区間の終わりの力みっていうのから解放されるんだと思う。

 

「楽」とは?

 

そう考えると、楽に加速するって言うのと、その後を楽に走るって言うのは根源的には同じなんだ。要するに、無駄な力みを取ろうってこと。無駄な動きや肩に以上に力が入ったり、脚に常に力がこもっていたり。

 

今の自分は、前の反省でも書いたように、楽な加速(無駄のない加速)っていうのができていない。不安定だし無理やり作っている。再現性がない。むしろその後の楽な中間(無駄のない中間疾走)は自然とできるかも。無駄のない加速の方を重点的に練習すべきだとわかる。

 

 

 

200

足が攣った。250を走り終わった後、200はもっと最初っから前に進むイメージで走ろうと思った。すぐに起き上がって、無理やり脚を回転させて走ろうと。ただ、それはもしできたとしても、走りの理論に反している。軸、ベクトル、反発、引き上げ、体幹、ありとあらゆる理論に反している。そういった無理やりな走りをすることで、下腿を使う走りになり、結果、今回は足がつるという結果になった。まだ攣っただけだったからよかったかもしれない。足が流れ過ぎることによって、引き上げ時に大腿四頭筋の筋断裂の可能性もある。

 

要するに、普段と違う走りはしないことだ。その裏に理論や成功経験が存在するなら良いけど、、それすらなしに興味本位で走るのは良くない。

 

150

なんだかんだで25分くらいレストがあった気がする。心肺は回復して落ち着いた。ふらつきもない。150は前回のカイトの言っていたことを思い出す。初めはしっかりと加速して、ホームストレートでは脚を体の下につくだけ。特に150で意識してみたかったこともなかったし、これをやることにした。実際もうちょっとその走りをやってみたかったし。

 

はじめの加速はうまくいったのか?よくわからない。だいぶ低い姿勢のまま走れた気がする。潰れない程度に、地面をしっかり押せたと思う。足もつる感覚はなかったし、200の時のような下腿で引っ掻いて走るようなことはなかったと思う。ホームストレートでは、脚を体の真下に着くというよりかは、体を足の真上に乗せたイメージかも。でも、Noforceの時のような無理やりな前傾は作らず、前を向いた走り。

 

走り終わった後に、すぐに両足の指が中指より外側全て痛かった。先端が痛かった。(この部分は翌日書いているけど)今も痛い。血は出ていないけど、ホームストレートあたりでずっとブレーキのかかった接地になっていたんだと思う。

永島さんに、150のホームストレートの接地がめちゃくちゃ良くなってる、っていってもらえた。あの方の言うことだから、そう見えたのだろう。少なくとも形は悪くなかったのかも。

こっから先は動画を見ないとわからない。

 

100

永島さんに「体が潰れている」って言われた。ちょっと低い姿勢から出過ぎたのかもしれないけど、一応自分の走りではあるから、動画を見て、どこが悪かったのか調べておこう。これは無駄のない加速に繋がるかもしれない。

 

 

まとめ

  • 暑さ対策
  • 250は「楽な走り」ができた
  • 200は無理やり回転させようとして攣った
  • 150はブレーキがかかった
  • 100は加速の研究材料になりそう

明日は今日の動画鑑賞