Cork

大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

7/23(火) 自分のペースで

7/23(火)ウェイト

 

 

 

GC)蒸し暑いけど曇ってる

PC)たっぷり寝たし痛いところも特に疲れているところもない

 

メニュー

ベンチ 40*10 50*10 65*8? 60*10

クリーン 50*10*2

 

今日の反省

ベンチ

明日のメニューが本番なので、がっつりはやらなかった。筋トレというよりかは、体の使い方やパワーの入れ方などを染み込ませるためのメニュー。ベンチはだいぶ持ち上がるようになった。今度の金曜あたりにオールアウトするメニューを入れてもいいかもしれない。もしくは1RMを計測するメニューをやるのも良い。なんのためにやるんだかよくわからないけど、それでも楽しいからやるって感じ。いつの日か、走りに対してベンチがどのように効果があるのかがわかる日が来ると嬉しい。

 

クリーン

前回わかったこと、下からしっかりと持ち上げることを意識してやった。そうすることで、膝の前を通過させる時に力をしっかりと加えやすい。実際そう。前回502セット目あたりからきつかった気がするけど、フォームの改善のおかげか、慣れてきたのか、50*2は前より簡単にできた。明日のメニューもあるので、2セットで終わりにしといた。

 

クリーンのすごい発見

クリーンで新しい発見があった。宮城に2セット目を横からビデオを撮ってもらってわかったことだけど、やはりウェイトを持ち上げる際に、猫背になってしまっている。宮城に、「スタートポジションは前を向いて、尻を引くと良い」とアドバイスをもらった。それくらいは知っているわ、と一瞬でも思ってしまった自分が情けない。ただ、人のアドバイスはしっかりを受け入れることを自分も学んできたから、すぐに、そのアドバイスを信じて、もう一度自分の動画を見てみた。すると、なんということか、スタートポジションで自分は微妙に下を向いていた。というより、明らかに「前を向いている」姿勢とは言えなかった。なんとなく斜め下を見ているって感じ。それもあってか、きっと尻も引けていなかったんだと思う。

 

それを受けて、2回クリーンを行なった。

スタートポジション、つまり一番下にきた時に、毎回、しっかりと前を向くこと

たったそれだけを意識してやった。驚いた。全身にはこんなに力があったのか。シャフトを安定して持ち上げることができた。パワーが体幹部、脚のでかい筋肉、そして臀部から伝わってきた。今までとは比べ物にならないほどの確実で安定したパワーが得られた。パワーの大きさ自体もある程度大きくなった。ただ、なんというか「安定性」という言葉でしか表現できないものを得た。これはすごかった。もっとやりたかったけど、明日があるので、その辺で止めといた。

 

ウェイト後のストレッチは必要か?

自分はいつも筋トレの後にストレッチをしない。真面目にした試しがないし、今もする必要は感じていない。ただ、本当にそうなのか?宮城が一人でストレッチを筋トレ後に行なっているところで、自分はせっせと友達を部室に戻っている姿を後で思い浮かべると、なんだか違和感を覚えた。思えば、ウェイト前のアップも最近おろそかになっている気がする。ウェイトをしてけがをするのが一番勿体無い。もちろん怪我に由来など関係なく、怪我は怪我なんだけど、以前クリーンでふくらはぎを痛めて、翌日の練習を走れなかった時の悔しさは忘れられない。もしかしたらストレッチをすべきなのかもしれない。アップもしなくてはいけない。自分がいかに適当にウェイトをやっているかが露呈してくる。そこから目を背けてはいけない。

 

スクワットはいつやる?

 

スクワットはいつやればいい?スクワットを一回やってどこかわからないけど痛めた記憶がある気がするんですけど高校の頃はよくやってたけど、なんか怖くなってしまった。スクワットはやらなくてもいっか、って最近は思ってる。クリーンで全身運動をしっかり鍛えて、デッドリフトやその他のトレーニングで補いたい。ランジとかレッグレイズとか自重も舐めちゃいけない。最近やってないから、取り入れていこう。

 

自分は自分

自分のペースで成長しよう

このブログのコメントにチャンブーがこんな趣旨の書き込みをしていた。「君とはるやさんは体も違うし、走り方も違う。はるやさんの走りとばかり比較していないで、自分にあった走りを作ってはどうか」と。確かに、って思った。早い人の走りを真似すれば速くなるわけではない。そもそも食生活や体の骨格、筋組成、神経系、ありとあらゆるものが決定的なまでに違うのだ。自分にあった走りを考えていこう。周りの人は周りの人。そういう人から色々な影響を受けて、アドバイスをもらって、感情を抱いて。でも大切なことは自分も自分、ってこと。自分の走りも大切にしなくてはいけない。周りの人を尊敬する必要があるのと同じくらい、自分のことも尊敬しなくてはいけない。自分にあった走りを開発していこう。自分からのフィードバックをしっかりと、おろそかにしないで。

 

成長だって同じ。周りの人と同じスピードで、同じタイミングで成長する必要もない。周りの人と差をつけようとする必要はないし、誰かの走りを評価する必要もない。自分は自分のペースで、楽しみながら成長したいし、彼は彼のペースで成長すべき。みんなが速くなっていくのが一番いい形。

 

普段の練習に感謝して大切に

 

大学陸上には対校枠争いっていうのがある。同じ種目をやっている人は、速い人じゃないと走れない。それは先の考えとどう関係してくるのか。その制度は悪なのか。対校枠があるから頑張れる。大会が盛り上がる。思えば、対校戦なんて年に数回しかない。それに対して、通常練習は何に100回以上ある。記録会だって出ようと思えば自由に出られる。対校戦に出られるか否かなんてそれっぽっちのことで、たしかに走る人にとっては貴重な体験だし、見ている方にとっても貴重な機会。でもそれが全てじゃないってことは忘れちゃいけない。大切にすべきは普段の練習。その毎回毎回を大事にして練習に臨みたい。走れることは当たり前じゃない。一緒に走る仲間がいることに感謝しながら走りたい。