12/4(水) 今は使えない走り リヴァイアサン
12/4 (水)
メニュー
(300+300)*2 walkつなぎ
結果
① 40"02
② 37"99
③ 38"62
④ 39"06
冬練はメニューが狂ってくるから楽して走る
このメニューを週初めに発表したとき、意味不明だとTwitterで呟く後輩や、僕の頭の心配をしてくれる優しい友達が続出した。
走った事実として、この練習は狂っていた。
メニュー発表時に送ろうと思って結局送らなかった、このメニューの意図を書いた文章の最後を載せてみる。
『
別にそんなにきついメニューじゃないと思うけど、どうだろうか。
1本1本を全力で走れなんて言うはずがないし、90%くらいで、とも言えない。
とりあえず400mを走る人は、常に楽して練習をこなすことだけ考えて走れば、得られる事は毎回あるはずだ。そう思う。
』
読み返してみて、我ながら最初の一行目で引っかかる。
根性練習と楽に走ること
実際、きついメニューほど、楽して走るトレーニングになると思う。
特に、先輩が今日ボソッと言っていたのだが、冬練は高校生の練習になりがちだと。
高校生や中学生の練習は、無駄に多くの距離を走って、根性を鍛えるという傾向があるのは、僕の偏見ではないだろう。
根性を鍛えたければ鍛えればいいんだけど、きっとそのトレーニングと、楽に走るトレーニングは相反するだろう。
楽に走るとは、まさしくズルをすることであり、バレずに疲れないように走る方法を模索することに他ならない。
精神力向上を目指していたら、きっとその練習はできないだろう。
とにもかくにも、冬は
ずるく楽に練習をやりこなす
ことを意識すべきだと思う。
そのための走りを開発し続ける。思うに、楽に走る意識をしていれば、収穫物は毎回あるはずだ。
ラスト100の新しい走り
今日、300のラスト100でまぁまぁ使える新しい走りを偶然発見した。
何かの走りを進化させたと言うよりは、突然変異的な走り方。
この走りの特徴
・300のラスト100mで生きる
・腕振りの仕方を変えた
・脚が上がらなくなってきてもスピードをあげられる
再現する方法
・腕を若干開く (女子マラソン選手的な)
・腕を体の前で振る
その際に、ハンマーをひたすら振り下ろすイメージ
腕を振り子のように体側で回転させるのではなく、手のひらで地面を叩くような、手のひらで裁判官がなんかあのハンマーみたいなやつを叩くような、そんな動作。
この走りは使えない
この腕振りは、400mを48秒台で走る先輩の腕振りがパッと思い出されて、真似してみたやつ。
リヴァイアサンって名前をつけておく。
死んだ状態でも走れる、復活できる感じから。
サングラスをつけているのが自分。
走り終わった後、めっちゃ辛そうだったね、って先輩から言われた。
動画を見直せば、確かに辛そうな走り方をしている。
実際4本目は最初っから辛かったんだが、それにしてもラストで上半身のフォームが崩れつつある。
作っておいてあれだが、この走りはきっと本番の400には使わないだろう。
リヴァイアサンはこのままじゃ使えない。でも、これを進化させて使うとは思う。
得られたこととしては
・腕振りから (ラスト100mの) 走りを形作るという発想
・リヴァイアサンはグッチャグチャ
P12
あと、上にあげた動画と同じだけど。
一度先輩に前に出られた。
その先輩の後ろをついていくのは大変だった。
何度か離されそうになった。
でも、ひたすら接地点の上に重心を乗せ続けたことで、ブレーキ作用を削り、結果、なんとかついていくことができた。
P12と名付けたこの「300mで接地点の上に重心を乗せ続ける」走りは、やはり強い。
冬練はもっともっと楽に走りたい。
疲れず、ぶっ倒れず、ヘラヘラした状態で罪悪感すら抱くくらいの状態で練習を終えたい。それが僕の目標。
(追加)
友達が練習日誌で、
「
暑くなって冬でも半袖半ズボンになりたくなるくらいアップでジョグをすると、ケツワレやぶっ倒れることがなくなる
」
と書いていた。
こやつ、実際ぶっ倒れない男で、考えてみればジョグばかりしている。
次回はアップでもっと長くジョグをしてみよう。