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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

12/13(金) 新しいベンチプレスと新しい変なトレーニング

12/13 (金)

 

足首はまだ痛い。

なんか、はるやさんから召集がかかったので授業後にトレセンへ。

 

 

 

今までのベンチプレスがテキトウ過ぎたことの反省

 

60 kg*10 , 70 kg*10 , 80 kg*10 , 70 kg*6 , 70 kg*10

 

端的に言って、下げる量が小さかったこと。

とりあえず、重い重さにチャレンジする意味があると思ってたけど、確かにテキトウになっていたかもしれない。

僕は、形を多少崩しても、重いウェイトをあげた方が、感覚の養成やモチベ的に、効率的に向上すると考えてきた。

 

重い世界を知ることでさらに上に上がれる」という僕の言葉に対し、はるやさんは返した。

あげられない悔しさでさらに上に上がれる

 

 

 

ちょっと修正 する必要がありそうだ

 

手幅や目線やアーチの作り方など、もう一度丁寧に考え直す必要がありそうだ。

 

 

手首が痛い。原因を直したらすごく効いた

 

次から次へと、休む暇なくベンチプレスさせられたおかげで、両手首がすごく痛んだ。

リストラップを巻くだけで痛い。こんなの初めてだ。

 

はるやさん曰く、それは

ずっと力を入れているから

だそう。

 

つまり、下ろす時とか上げている時には力はあんまり加えないそうだ。

 

一番下に行ったとき、グイッと瞬間的に力を加えれば、手首はそこまで疲労しない。

そしてその撃力こそが陸上に良い効果をもたらす。

 

それを聞いてやってみた。

言葉じゃ伝えきれないけど、本当に楽になったし、メリハリがついた気がする。

そして、胸が合金のように硬くなった。

味わったことのない、凄まじいパンプアップだった。

 

 

回数増やすとか重くするとかどうでもいいから、

この「瞬間的に力を加える」ことを練習した方がいい気がした。

 

 

 

高速ベンチプレスってやつ

 

疲れ切った僕に彼は矢継ぎ早にベンチプレスをさせた。

最後のデザートは「高速ベンチプレス」で締めるそうだ。

 

はるやさんは言う。

ずっとゆっくりしたベンチをしていたから、最後は高速でやる。

筋肉にゆっくりした動きを覚えさせちゃダメだ。

速さを取り戻さなきゃね。

 

笑ってしまった。何を言ってるんだ?筋肉にスピードを覚えさせる?

 

でも、真剣に話すはるやさんの顔を見て、自分の考えこそ間違っている気がしてきた。

実際、やらずに否定するのは愚かだと思った。で、やってみた。

 

 

その名の通り、本当に高速にやる必要がある。

上げたらすぐに下ろす。下ろす際も、重力に任せるのではなく、自分で引くくらい。

 

60 kg*10 をやった。よくわからないけど、確かに効果がありそうだ。

もうちょっと続けてみないとなんとも言えない。ただ、今後はこれを取り入れていこう。

 

この「高速ベンチプレス」は、ベンチの最初と最後、もしくは最後に入れると良い、らしい。

 

 

 

どっかの高校がやってたらしいトレーニン

 

はるやさんは、何やらベンチ台の横のセーフティーバーを移動させていじっていた。

そして、高さをMAXにして、やばい動きをし始めた。なんだこりゃ。

 

でも、なんか効果ありそうだし、痛い足首を使わなくていいのに惹かれた。

 


足回すやつ


足回すやつ はるやさん


足止めるやつ


足止めるやつ はるやさん

 

 

はるやさんと比べて、自分は体幹がない事がよくわかる。

胸板の厚さといい、上体の安定性といい。

 

このトレーニングは、安定性を確保しつつ、足のドライブを制御する良い神経系トレーニングになりそうだ。

 

 

 

 

4日たった今もまだ足首は痛む。

かばって歩くせいか、左の膝も一昨日から痛み始め、昨日はそれが右膝にも移った。

走らないことに、なんら抵抗はない。

やる気が無いのとは関係ない。一旦陸上から離れることで革新が起こることがあるからだ。

 

ネガティブな発想は捨てたはずだった。

でも何かつまらない。

学校の授業を真面目に聞くようにしても、ゲームをやり込んでも、それでも何かが足りていない。