Cork

大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

7/15(月) ピュン⁉︎

7/15(月)学校

 


GC)雨はやんだが、芝が濡れている

PC)膝横に違和感!?

 


今日は放課後のフリー練習。坂に行って走ろうかと思ったけど、結局ドリルをすることにした。前半は喋ってたけど、まぁ月曜ってこんなものでしょ。

 


ただ、怪我だけはしないように、アップをしっかりとやった。アップの腿上げで意識していたことがある。練習の前に見ていたこの前の300の動画で気づいたことがいくつかある。まずは比較的どうでもいい発見から。いや、どうでもよくないか。

 


①自分は動画見なさすぎ

 


あ、いつの間にかこんなに動画上がってたんだなぁって思った。練習動画を見る見る言っておきながら、実際は全然みていない。理論の発展が止まる理由や、モチベーションが上がらなくなる理由、課題がわからなくなって、何をすれば良いかわからず、漠然と練習を過ごしてしまう理由。そういうのは、練習動画を見ないところから生まれるんだと思う。幸い自分はそこまで落ちてはいなかったから、まだなんとかなるだろう。

 


・動画を見ないと、「理論の発展」「モチベ維持」「課題の明確化」ができなくなる。

 

 

 

②はるやさんは見ている

 


はるやさんと一対一で走った練習が何本かあった。そういう動画の視聴回数が1回あるのは、きっとはるやさんが見ているからだと思う。何度巻き戻しても、視聴回数は一回のまま増えないから、別に一回ってのがあまり見ていないってわけではない。

 


③あの国公立の動画を見ていない

 


あの国公立の動画を見ていなかった。それには驚いた。自分は一体何をやっているのか。走って終わりなのか。自分の感覚や理論で閉じているだけではないか。確かに動画がアップされるのが遅かったっていうのはあるけど、それでも動画を見ていなかったことには驚いた。結局見たけど、あんまりしっかり見れなかったから、今度また見て、それについて何か言おうと思う。

 


④国公立の自分の走りが結構見られていた!

 


別になんの意味もない発見なんだけど、自分が見ていなかった国公立の予選、つまり自分しか走っていない動画の再生回数が、8回もあった。アップした人が一度くらい見たにせよ、8回は多い。一体誰がこんなに見たというのか。複数人は見たのだろう。まぁ見当はつくが。

 


❺本題

 


300の動画を見た。結構色々学ばさせてもらうことがあった。ともやさんの走りはよくわからなかった。本人でもよくわからないって言ってるし、あまり今は参考にしない方向でいきたい。はるやさんの走りと自分の走りを比べてみた。

ラスト100が見やすかったし、そもそもあの日の走りは加速を失敗したから、後半の走りを中心に分析した方がいい。そう思った。

 


以下、引用。

 

 

 

はるやさんと自分の走りの違い3001本目

 


加速ができなかったからタイムが出なかったという話は十分わかった。ただ、後半は自分の実力が出ているはず。そこを今から考察する。

 

 

 

ラスト100

 


・引き上げの角度はほぼ同じ

・滞空時間もほとんど同じ

 


・接地したときの引き上げ具合(4の字の再現具合がえらく違う)

 


足が最高位置に達した後の挙動が全く違うように思えた。自分は、最高点から、すぐに真下に下ろすような軌道を描いていた。Gの下に接地する練習をしていたっていうのもある。それに対し、はるやさんは、最高点に達してから、足が前の方に向かって振り下ろされていた。上げ終わった後に、しっかり前に伸びていたのだ。つまり、最高点での足の位置よりもさらに前の方に足がつくことになり、ストライドが伸びる。

 


はるやさんの走りを見ていると、自分の走りが情けなくなってくる。やる気がまるでないような、前に進むことを諦めたような、重心がまるっきり後ろにあるかのような、そんな走りだった。(もしかしたら本当に重心が関係しているのかもしれない)

 


そもそも、はるやさんとの大きな違いは、4の字の完成具合だ、はるやさんはしっかり4の字が作れている、つまり、引き上げが遅れていないということだ。それに対し、自分はかろうじて引き上げているって感じ。別に4の字がひどくできていないわけではないけど。

 


次に、はるやさんは、引き上げの向きが違う気がする。引き上げというか、脚全体のベクトルというか。自分は最高点に達したのち、すぐに下向きのベクトルに変わっている。ほぼ鉛直下向き。それに対し、はるやさんの引き上げは、最高点に達することで終わってはいない。達した後に、しっかりと前へのベクトルが残っている。

 


G接地理論によれば、脚は単純に前に着けばストライドが伸びるというわけではない。それだけだと、ブレーキがかかってしまう。はるやさんの走りを再現するには、足を前につくことだけでなく、重心、つまり腰の位置とか、体幹部全体の位置とか、そういうところの持っていきかたや連動の仕方もセットで再現しなくてはいけない。

 


そう考えると、自分はラスト、前に行こうという心構えはあるにせよ、それがイマイチ動きにつながっていないということがわかった。接地だけじゃない。重心や体全体の連動、そう言ったところがまだ足りていないのだ。

 

 

 

 

 

 

 


月曜のフリー練習で、アップの中の腿上げで、これを意識した。単にGの下につくだけじゃなくて、しっかり、前の方に着くように。数歩その動きをやると、すぐにそのあとに「前につく走り」ができた。しかもブレーキになっていない。つまり、全身が連動しているということ。

 


その時に気付いたのだが、これは脚を下ろすことにのみ注目してたけど、実は押す方にこそ秘訣があったのかもしれない。ピュンの動きをここ最近やってなかったから、次からアップで取り入れなくては。ただ、400のラストでそのピュンの動きができるかと考えると、そんな跳ねて飛んでいる余裕はなさそう。

 


ピュンの走りはそもそも、地面を押し切るという動作の強調版として開発された動きであって、押し切らなくてはいけない。この押し切りがラストでできるかどうかがはるやさんを含めた速い人と遅い人の差なのかもしれない。別にピュンの動きを400のラストで行わなくても、200から300にかけてやってもいいし、250から350にかけて行っても良い。

 


・ピュンの練習

(体に覚えさせる。しばらくしたら楽なピュンの開発やピュンの400への適応の研究も)