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大学生スプリンターの考えすぎる練習日誌

どこにでもいる大学2年生の短距離練習日誌

7/19(金) 腕振り

7/19(金) 腕振りとは何か?

 

腕振りって面白い。腕振りを見ていると、その走り全体が見えるから。うまくスタートできたときは、腕振りは後ろに伸びて回転速度が上がる。疲れてくると腕振りのスピードが落ちる。さらに疲れてくると腕は振れなくなって 、肩から振るようになる。

 

残念で興味深いことに、腕振りを作ったところで走りは作れない。ただ、腕振りのパワーや持久力がないと走りに悪影響を与える。つまり、腕を振れる環境ができているのは前提とした上で走りが構築される。腕振りはあくまで土台でしかない。腕がしっかり振れるとスピードや慣性の安定性が生じる。腕振りは走りに安定性を与える。つまり、腕振りはやはり土台なのだ。

 

まとめると、「腕振りが走りの土台」とは

1)腕振りができないと走れない

2)腕振りを作ったところで走りは作れない

3)腕振りが走りに安定性をもたらす

 

自分の400のラストは腕振りがそもそもできていない状態である。(腕が後ろに引けない。)

腕振りができていないのに走れるはずがない。ラストを鍛えるためには、ラストの走りを変えるよりも先に、もしくは並行して、腕振りができるようにしなくてはいけない。