10/18 (金) 腕を使わないクリーンと毎日走るわけ
10/18(金)
ただの報告
3.79km jog (5日目)
(16'53" 4'32"/km 4'26"/km 4'24"/km 4'25"/km ave=4'27" )
クリーン
(50 kg*10,55 kg*9,60 kg*10 (8回目からあまり飛べなかった),60 kg*7 ?)
10kgの負荷あり腹筋
(ツイスト*20,クランチ*10,ツイスト*20,クランチ*10,ツイスト*20)
早く終わった熱力実験のおかげで、ゆっくりウェイトができそうだ。
でも、いざトレセンに行ってみたら、3台のベンチプレス台が空くことは無かった。
仕方ない。
今日はクリーンと腹筋だけにしよう。
1週間ぶりのウェイトになる。
今日の目標はベンチ80kgクリーン60kgだったので、しっかりクリーンは60kgに挑戦した。
クリーン
腕を使わないクリーンをようやく発見
二つの面白いことに気がついた。
一つ目は、実際60kgでそれを実行した。
全く上腕に来なくなった。グローブをつけても。
二つ目は、実施はしなかったので、次回やってみたい。
一つ目の方法
重力が0になるまでシャフトの真上に肩を配置
ハルの何気ない一言から見つけた。
簡単に言って、プルの中に、斜めに引く動きがあるから、手を使う。
腕がヒモだったら?
ヒモでもクリーンはできるはずだ。もし斜めに引かなければ。
最初、肩をシャフトの上に配置するだろう。
でも、そのあとのプルの途中で体をすぐに起こしてしまい、肩がシャフトの真上からずれた瞬間に、腕にはそれを手前側に引く力が求められる。
だから、常にシャフトの上に肩があれば良い。
最後まである必要はない。無重力になるまでだけでいい。
理系を専攻するものとして、クリーンの後半を無重力だなんてテキトウなことは言っちゃいけないかもしれない。
でも、イメージがつきやすい。
その無重力の時には、腕には負荷がかからない。
シャフト自体が十分なスピードを有しているため、勝手に上に行くから。
二つ目 無重力を作る
一つ目の方法を確実に実施するためには、無重力になる必要がある。
作り方は簡単で、原理から、シャフトにしっかりと上方向の速度を持たせれば良い。
しっかりと上向きにスピードをつける。
つまり、プルの時点で上向きにパワーをしっかり加える。
その際、背筋を使うのか、下半身でパワーを生み出すのか、それは今、関係ない。
とにかく、上向きにパワーを加えれば良い
特に、疲れてくると、無重力が作れなくなるので注意。
ここからはダラダラと思うことを。
毎日jogをしている。毎日と言っても、台風やその他でやむを得ないときは、しょうがない。
とりあえず今日で5日目。
400m選手がjogをする必要はあるのか?
400mのエネルギー系の内、約40~50%が酸化系で賄われている。有酸素系が半分も占めているのだ。
有酸素系は普段の練習ではなかなか鍛えられない。
だからjogをしたい、そうはじめは思った。でも今は違う理由で走っている。
でも、いざjogをしてみると、自分がどれほど長距離が走れないかがわかった。
走りが完全に短距離なのだ。そんなバカな話があるかと言われるかもしれないけど、本当に長距離が走れないのだ。
すぐにアキレス腱周りがパンパンになり、体幹やら肩周りやらがきつくなってくる。それには流石に焦り感じた。
それ以上に、同じ400スプリンターの宮路やハルや黒澤にボコボコのボッコにされるのが悔しかった。
普段、陸上で同級生にボコボコにされることはない。だからか?
とても惨めなフォームで一人遅れて走ることがどれほど悔しいか?
久しぶりに味わうこの感情に突き動かされて、毎日走ることにした。
冷静な人から、お前は何を目指しているのか?と聞かれることがある。
間違いない。自分は短距離スプリンターだ。
jogなんかしている時間があったら、動きづくりとかドリルとか、もっと他にできることがある。
毎日jogなんてしていたら、疲労がたまり、本練習に影響が出るだろう。怪我するリスクも、もちろん高まるだろう。
400スプリンターにとって、確実にこれは有酸素系のトレーニングのレベルを超えているだろう。
誰がどう考えたって、遠回り、もしくは地に落ちていく行為なのかもしれない。
でも、最短ルートで成長することだけが全てなのか?
もっとも高効率で練習をして、それでタイムが縮めば、それが全てなのか。陸上はそうじゃなきゃいけないのか?
自分は、長距離のタイムが走るたびに縮み、走り方もわかってくる、この感覚を楽しんでいる。
久しぶりなんだ。何かに無限の可能性を感じることができる分野は。
この先タイムがどうなるかわからない。3'00/kmで3km走れる日が来るかもしれない。
これほどウキウキすることがあるだろうか。
これこそ陸上なのだ。陸上の楽しいところなのだ。
だから僕は毎日走ることにしたんだ。